~バリュー平均法とドルコスト平均法 どっちがいいの!?~
ともともです。ブログ閲覧ありがとうございます。
今は少しずつ有名になっている『米国ETF』ですが、投資初心者の方にとってはどのように購入していくのがベストなのかよく分かりませんよね。
ということで今回 ETFのベストな購入方法 について書きたいと思います。
これは米国株だけでなく日本株でも使用出来ますので参考にして頂ければと思います。
この記事は
- バリュー平均法について
- ドルコスト平均法との比較
という流れが進めていきます。
特に以下のような方々
- これからETFを買おうとしている方
- ETFの最適な買い方が分からない方
- バリュー平均法についてよく分からない方
- 株のことについて何でも知識を入れたい意欲のある方
この記事で解決できることが多くあると思いますので、ぜひ読んでいってください。
結論
題名にもあるので気付いていると思いますが
『バリュー平均法』 という購入方法です。
バリュー平均法とは
1980年代にアメリカのマイケル・エデルソン氏が考案した積立投資法 です。
自分の決めた一定の目標評価額(運用評価額)に向かって、定期的に積み立て購入していく方法です。
…いや、文字だけだとよく分からん!! ってなりますよね。。。
でも大丈夫です。簡単ですので今からご説明致します。
決めるのは
- ①銘柄
- ②購入していく間隔
- ③目標とする資産評価額
この3つだけ!
なんかイケそうですよね(^_^)
具体例で見てみましょう
では実際に僕も購入しているもので題材にしてみます。
- 銘柄 ⇒ 『VOO』
- 期間 ⇒ 『半年ごと』
- 期間ごとの目標資産額 ⇒ 『5000ドルずつ積み上げる』
と決めたとします
実際のVOOの株価を追っていきながら解説をいれます。ちょっと説明が長いですが、単純な計算ですので安心してください。
- 2018年3月1日のVOOは『246.05ドル』
- 目標額である5000ドルには『5000÷246.05=20.32株』が必要なので
- 21株を購入(20株 or 21株でOK)
- この時点での正確な運用資産額は『246.05ドル×21株=5167.05ドル』となります。
- 次の半年後まで放置(よっぽどの暴落があれば買い足しても全く問題なし)
- 半年後である2018年9月1日の株価は『266.72ドル』
- 9月1日での目標額は5000+5000で10000ドルなので
- 10000÷266.72=37.49株(37株 or 38株)の所有が必要があると分かる
- 3月1日に21株購入しているため、今回あらたに購入するのは38株-21株=17株。
- つまり、2018年9月の時点で運用評価額は266.72×38株=10135.36ドル
このように目標資産額に合わせて、決めた銘柄を買い足せばいいのです。
すでに目標資産額に達している場合もあるので、そのときは特に購入せずにそのままホールドしていればいいのです。
表にすると下のようになります。
運用目標額 | 日時 | すでに所有している株数 | 株価 | 目標額に必要 な株数 | 今回購入する株数 |
$5000 | 2018年3月 | 0 | 246.05 | 21 | 21ー0=21 |
$10000 | 2018年9月 | 21 | 266.72 | 38 | 38ー21=17 |
$15000 | 2019年3月 | 38 | 257.83 | 58 | 58-38=20 |
$20000 | 2019年9月 | 58 | 267.11 | 75 | 75-58=17 |
$25000 | 2020年3月 | … | … | … | … |
このように、算数と継続させる気持ちだけあれば大丈夫です。
通常のバリュー平均法は目標額からはみ出た分はそのたびに売却すると書かれていることが多いですが、ぼくは売却しないことをおすすめします。
考えるとよく分かりますが、バリュー平均法は暴落時にはドルコスト平均法よりも多くの自己資金が必要になる可能性が高い手法ですが、長期に実践すればするほど平均取得単価は下がると証明されております。論文も出てました(英語なので正直あまり読んでません)
ドルコスト平均法との比較
ドルコスト平均法は有名ですね。いろいろな投資家系ブロガーさんもおすすめしている方法ですし、さまざまな投資系書籍でもすすめられていることが多いです。
決まった間隔で、決まった額を購入していく方法です。
ドルコスト平均法もすごく良い手法で、私も取り入れていた時期もあります
では両者の比較をしてみましょう。
方法 | メリット | デメリット |
バリュー平均法 | ・目標額を達成しやすい ・上げ相場では資金が少なくてすむ ・長期的に資産が効率的に増やせる | ・下げ相場では多くの資金が必要 ・計算がめんどくさい |
ドルコスト平均法 | ・資金の変動がない ・単純作業 | ・下げ相場でも定額しか購入できない ・永遠に購入する必要がある |
ドルコスト平均法はわりと簡単な方法ですので初心者にはおすすめされることが多い印象ですよね。
でもこのブログをご覧になっているということは資産を効率よく増やしたいという思いの方多いと思います。そのような方はやはりバリュー平均法のほうが長期的には資産が増えますのでおすすめです。
しかもやればやるほど必要な資金が少なくなっていくので楽になっていきます。
まとめ
■購入するETFを決める
■購入間隔を決める
■目標評価額を決める
■定期的に購入、出来るだけ長く続ける
■最後は何といっても投資を楽しむ(^_^)ですね
ではバリュー平均法、ぜひ試してみてください!!ありがとうございました。
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