ともともです。
ブログ閲覧ありがとうございます。ブログを始めたばかりで見にくいところもあるかと思いますが、ちらちら訪問して頂いてる方も出てきたようなので誠意を込めて作っていきます。
1人でも見てくれたと思うと、素直にうれしいです。
今回の分析は iRobot Corp という会社です。あまりなじみがないかもしれませんが、日本でもCM流れたりしています。お掃除ロボット・ルンバの会社です。
ティッカーシンボルは【IRBT】
有名企業は先輩有名ブロガーがたくさん分析してらっしゃるので、あまり誰も注目していない企業についても調べていこうと思っています。
ではよろしくお願いします。
企業特徴
先ほども書きましたが、掃除ロボット『ルンバ』の会社です。
本社はアメリカ、マサチューセッツ州に存在。
創業は1990年
ソフトウェア、電子機器、ハードウェアなどを駆使して耐久性のある高性能で費用対効果の高いロボットの設計・構築していた企業ですが
2002年にとうとうルンバが登場。
新しいモデルも順次開発しており、常に使いやすいものを提供しています。
日本や欧州の関連企業を買収し地域・規模を拡大させていきました。今や米軍や政府関係から家庭レベルまで販売しています。
時価総額 11億ドル
セクター: Technology
従業員数:1,159人
業績・財務
EPS成長率
直近3年間の成長率 約26%、、10年間の成長率:約13%。成長率としてはまずまず良好です。

売上・粗利率・営業利益率
売上自体は増加傾向ですが、営利率と粗利率が比例して伸びているわけではありません。まあ率なので当然といえば当然なのかな。このような会社は研究開発なども必要になりますしね

ROA・ROE
10年ほど前のほうが利益率はよかったようですが、最近やっと持ちなおしているようです
もう少し安定した数字が継続できると投資家としては安心できますが。。。

営業・投資・フリーキャッシュフロー
キャッシュフローは全体的に不安定な印象です。ただし営業CFがマイナスになったりしているわけではないので、そのあたりは1つ基準をクリアしています。
フリーCFもプラスを続けていますし、ここ数年は営業CFもある程度安定してきているようですので今後に期待したいところです。

PER、PEG ratio、PBR
- PER:13.4
- PEG ratio:0.75
- PBR:1.73
いずれも割安性を計る指標です。PBRはやや高い数字となっていますが、PEGratioが1未満ですので現状では割安なのかなと思います。
財務安定性
- 自己資本比率:0.70
- 負債比率:0.07
- 流動比率:2.93
- 当座比率:2.16
借金が少なく、現金も多め。結果的に自己資本比率も負債比率も安全領域にいると思います。
配当
現状では無配当です。成長中という認識なのか、会社の方針でしばらくは無配当なのかもしれませんね。自社株買いもまだそれほど多くないようです。
まとめ
まだ年によってばらつきはありますが、成長性は比較的安定し良好と思われます。
財務も安定しています。在庫を抱える企業のため回転率なども考慮する必要はありますが、家庭にも広く普及し始めており、また政府関係機関にもおろしているところをみるとより世間に広まっていると思います。
今後アジアやアフリカなど新興国などにも広く普及されるとより成長出来ると思います。
かなり長期的な視野になるかと思いますが楽しみな企業かと思われます。
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