ともともです。ブログ閲覧ありがとうございます。
今日は株式投資で使用する主な指標一覧と少し視点を変えた関係性を式にしてまとめてみました。
用語や指標はただただ覚えればいいってわけではないですが、全く覚えないのもダメだし。その意味を理解すれば良いのですが、それを理解するのもちょっと大変です。
なので代表的な指数を関係性を整理すると少しでもその用語の意味が分かると思うんです。
長期投資をする上で企業の分析は必須だと思っています。ETFだけならそれほど深く考えなくてもいいかもしれませんが、個別株投資をしっかりできるようになりたいと思っているので用語の理解をしっかりしないと企業分析も出来ないと考えています。
僕はまだまだ知識も経験もたりないため、自分の勉強という意味でも今回の記事をまとめました。
今回は指標の細かい説明は省きました。用語の整理をしています。投資初心者のかたに少しでも助けになったらうれしいです。
似たような記事になっていますが、関連しているので載せておきます。参考にしてみてください。


用語一覧
用語(俗称) | 正式名称 | 日本語名 | 一般的な求め方 |
EPS | Earnings per share | 1株あたりの純利益 | 純利益÷発行済み株式数 |
PER | Price earnings Ratio | 株価収益率 | 株価÷EPS |
ROE | Return on Equity | 株主資本利益率 | 純利益÷株主資本 |
ROA | Return on Asset | 純資産利益率 | 純利益÷純資産 |
PBR | Pricebookvalue Ratio | 株価純資産倍率 | 株価÷BPS |
BPS | Bookvalue Per Share | 1株当たりの株主資本 | 株主資本÷発行済み株式数 |
益利回り | 〃 | 〃 | 1/PER(EPS÷株価) |
直利 | 〃 | 直接利回り | EPS÷購入株価 |
自己資本比率 | 〃 | 〃 | 自己資本÷総資産 |
負債比率 | 〃 | 〃 | 負債÷自己資本 |
DEraito | Debt Equity Ratio | DEレシオ 有利子負債比率 | 有利子負債÷自己資本 |
流動比率 | Current Ratio | 流動資産÷流動負債 | |
固定比率 | Quick Ratio | 当座資本÷流動負債 | |
配当性向 | Dividend Payment Ratio | DPS÷EPS | |
DPS | Dividend Per Share | 1株あたりの配当金 | 年間配当額÷発行済株式数 |
粗利率 | Gross profit margin | 粗利益÷総売上 | |
営業利益率 | Operating profit margin | 営業利益÷総売上 | |
インタレスト カバレッジ レシオ | Interest coverage ratio | (営業利益+受取利息+ 受取配当金) ÷ (支払い利息+割引料) |
ざっとこんな感じでしょう。
厳密にいうと用語の使い方が間違っているところもあると思いますが、一般個人投資家が使う分にはあまり問題ないと思います。
またもっと使う指標があるという方もいると思いますが、これらをチェックできればかなり網羅出来ていると思います。
式の配列を変えてみた 法則を違う視点で見る
PBRはPER×ROE

割安性を図ると言われるPBRですが、一般的な式の株価÷BPSを分解していくと最終的にPER×ROEになるという式です。分かりにくかったらすみません。
これが何だよ と言われたらそれまでなんですが
この式からはPERやROEの一方が高ければPBRも高くなるという点がはっきり分かります。
ROEが低くてもPERだけ高くてもPBRも自動的につり上げられていまいます。ROEが低いのにPERが高いというのはあまりいいことではないです。だって利益が上げられないのに投資家の期待だけ高くてPERが一人歩きしている可能性があります。
まあこの式だけ見れば解決するものでもないですが、PBRが高いときにこの式をそっと思い出すと、その理由が少し見えやすくなるかも知れません。
ROAはROE×自己資本比率

上記のように変換出来ます。
それぞれの用語の意味を考えたら当たり前の変換ですが、ちょっと視点を変えると面白いかなと思って書いてみました。
ROEが高く利益をうまく上げても、財務の安全性が高くないと(借金が少なくないと)ROAが低くなってしますということですね。
いかがでしたか。この変換は調べれば出てきますが、一度自分でも書いてみると分かりやすいかも知れません。
誰かの何かの参考に少しでもなればいいな。
では今回もありがとうございました。
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