バリュー株投資とは? 意味・メリット&デメリット・銘柄検索方法

ともともです。ブログ閲覧ありがとうございます。

バリュー投資が最近また見直されているようです。グロース株の時代からバリュー株の時代到来か!?なんて言っているサイトもあれば、最近ではSNSでも同じような文言が散見されました。

バリュー投資について再度まとめてみようと思いこの記事を書きました。

以下の内容で書いています。

  • バリュー株(バリュー投資)とはどんなものか
  • メリット&デメリット
  • 銘柄の探し方、指標と基準値
  • スクリーニングとおすすめサイト

もしこれらのことがよく分からないな~という方はぜひ本記事をご覧ください。

ではよろしくお願い致します。

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バリュー投資(バリュー株)とは

バリュー株の『バリュー』とは文字通り『value』です。このブログのURLでも使わせて頂いています。

これは単純に株価が安いという意味ではなく(本当に株価が安い場合もありますが)、その企業の本来価値よりも株価が安いまま放置されていることを指します。

株価自体は高くても 例えば200ドルとか500ドルとか1000ドルとか一般的に高いような株価であってもその株価が本来の企業の価値よりも安ければ購入しておいたほうがいいということになります。

さらに安く購入できたのであれば、可能な限り長期保有をするという方針が一般的です。

まとめると、バリュー投資とは

本来の企業価値よりも低く見積もられ、株価にもその価値が反映されずに安く放置されているときに投資を行う手法

のことを言います

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メリット&デメリットの比較

ではバリュー投資のメリットとデメリットはあるのでしょうか。それぞれ特徴を列挙しました。

メリット

  1. 優良企業の株を本来の価値よりも安く買える
  2. 安く購入するため含み損となる可能性が少ないor損失額が小さい
  3. 長期保有が基本のため、普段の株価変動を気にしなくていい
  4. 優良企業のため、保有期間に配当金などをもらえる場合が多い

①何といっても安く買えるのがメリットですね。これは誰もが分かりますね。

②③また本来の企業価値よりも安く購入するために、保有期間中に含み損が生じる可能性が低いといえます。ただバリュー投資の基本としては長期に株を保有しますので一時的な含み損や普段の株価変動はあまり気にしなくて大丈夫です。

④バリュー投資で選択する企業は優良企業のはずですから、ほとんどが配当を出しているとおもいます(例外もありますし無配当でも優良企業はあります)。長期保有が基本ですから、保有している間も配当を受け取ることができます。その後も業績がアップしていくようなことがあれば、配当も増配を繰り返していく可能性もあります。

デメリット

  1. 利益が出るまでに時間がかかる場合がある
  2. 本当の意味での割安株を探すのが難しい
  3. 業績や財務を一定期間ごとにチェックする必要がある

①誰も注目していなかったり、業績が一時的に低迷した時に購入した株だったりすると株価が上昇するまで時間がかかることがあったり、購入した時よりも株価が低下することも多々あるはずです。それで我慢できずに売却してしまうなんてこともありますのである程度忍耐が必要です。

②次にこれが一番難しいポイントかもしれませんが、本当の企業の価値ってなんだよってことです。これが間違っていると、高値が買ってしまったり、買ったあともずっと株価が低迷しているという事態になってしまう可能性があります。

③バリュー投資に関わらず業績・財務のチェックはどんな投資手法でもやるべきことなので、これを入れるかは微妙なところですがやはり決算毎くらいにはチェックするほうが良いでしょう。あまりにも会社の方針が変わったり、何期も連続で減益とかになれば売却も検討することになります。

バリュー投資を数字で見る場合の指標と基準

以前にこのような記事を書きました。ほとんで同じですが少しだけ追加しています。お時間があったらご覧ください。

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①PER(株価収益率)<15

=株価÷1株あたりの純利益(EPS)

割安/割高を見る指標としては最も一般的で有名ですね。求め方の式を見るとイメージできますが、企業の稼ぐ力(純利益)に対して株価が何倍になっているかということです。低ければ低いほど割安である可能性が高いといえます。一定の目安としては15未満が良いでしょう。

ただPERは投資家たちの期待値ともいわれており、PERがあまりにも低い場合は周囲の投資家たちに見放されていて低くなっていることもあります。そうすると未来永劫、誰も買わず株価も上昇しないということもあるのでPERだけを見て判断するのは危険です。

②PBR(株価純資産倍率)<1.0~1.2

=株価÷1株あたりの純資産(BPS)

文字通り、企業の純資産に対して何倍の株価がついているかを表しています。こちも割安性を図る指標として有名です。本来は純資産がそのまま企業の価値といえますので、PBRが1倍を下回っているときには割安、1倍以上であれば割高といえます。

PBRも1つだけで割安性・割高性を判断するのは困難ですので複数の指標と合わせてバリュー株の判断としてください。

③EPS(1株あたりの純利益):上昇傾向(最低5年)orプラスを維持

いくらPER、PBRが低く割安の可能性があるといっても1株あたりの純利益を表すEPSが低迷しているのはよくありません。

ただ短期的にEPSが低下することはあることですので、全体の流れを見る必要があります。成長性があるのか、それが何年継続されているのか、最低限プラスを維持しているのかなどをチェックするといいでしょう。

④ROE(株主資本利益率)>15%、ROA(総資産利益率)>7%

ROE・ROAもよく出てくる指標ですね。

ROEは株主資本に対して利益をうまくあげられているか、ROAは総資産に対して利益をうまくあげられているかを見ています

2つをセットでみると良いでしょう。どちらかのみ高い、低い場合がありますので。

いずれも上昇傾向のほうがいいですが、上記の数字を維持していれば良いでしょう。

⑤営業キャッシュフロー、フリーキャッシュフロー:上昇傾向orプラスを維持

キャッシュフローは企業のキャッシュの推移を表しているものになります。

営業CFはその企業の営業活動から生じたキャッシュがどれほどかを見ています。営業活動からの生じたキャッシュなので、この数字がマイナスであることは企業の本業が悪い可能性が高いため営業CFを重視する投資家さんもいらっしゃいます。

フリーCFは営業CF-投資CFで算出されます。これは企業が自由に使えるお金といえます。使い道は配当金や内部留保に積み上げたり、借入金への返済に充てたりできます。つまりフリーCFはプラスであることが重要で、あればあるほど良いでしょう。

⑥負債/自己資本<0.5

負債比率ともいいます。負債と自己資本の比率ですので当然低いほうが良い指標となります。目安は0.5としていますがあまり決まりもありません。

ほかの数値とのバランスでみると良いでしょう。

⑦PEGratio(時価総額が小さい企業の場合)<1.0

=PER÷EPSの成長率 で算出されます。私はEPSの成長率は最低5年で見るようにしています。いろいろなパターンで計算してもいいですが、インターネットで『企業名+PEGratio』で検索すると出てきますのでそれをチェックするだけでもいいでしょう。

1倍未満なら割安、2倍以上なら割高というのが一般的な基準となるでしょう。

1倍未満ということは、EPSの成長性が高いにも関わらずPERがそれほど評価されずにいると1倍未満とありますので、文字通り割安であるといえます。

PERがあまりにも高くてもPEGratioが低い場合は投資対象としてもいい場合があります。

購入するタイミングについて

バリュー株を投資するタイミングとして大きく2つあります。

  • まだ無名だが優良企業を見つけて安い時に投資をする
  • すでに優良企業と判明している企業にバッドニュースが出て一時的に株価が低迷した時
  • 今回のコロナショックのような株式市場全体暴落した時

バリュー投資はウォーレン・バフェット氏が取り入れている投資手法として世界的にとても有名です。バフェット氏にもまた師匠がいて、ベンジャミン・グレアム氏の割安株の投資手法をブラッシュアップしてどんどん改良していった結果と言われています。

バフェット氏の保有銘柄については有名なのでご存じの方がほとんどかもしれません。その中でもさらに有名なのが『コカ・コーラ』でしょう。

コカ・コーラはあまり注目されず本来の企業価値よりもかなりの安値で放置されているところをバフェットが大量に購入しました。

このようにまだ世間からあまり見出されていない優良企業を安いうちに買う方法もありますが、それってなかなか難しいです。

なのでバッドニュースが出たときの一時的な株価低迷 & 株式市場全体の暴落 が一般的投資家でも比較的簡単な投資タイミングだと思います。

今回のコロナショックでもほとんどの株が暴落しましたので、その時に優良企業の株をいかに仕込めるかがポイントとなりましたね。

おすすめスクリーニングサイト(無料版)

①FINVIZさん  https://finviz.com/

②INVESTING.COMさん https://jp.investing.com/ 

これら2つの無料サイトを使用するだけで十分ですね。ただこのような類のサイトは大量にあるので人によって使いやすいものを選択するといいと思います。

finviz.comさんの使い方も含めた過去記事もよかったらご覧ください

バリュー株投資 銘柄の探し方
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有料となればかなりの検索サイトを使用できます。でも条件によってスクリーニングするだけなら僕は無料版で問題ないと思っています。ちなみに有料版であれば①バフェットコードさん(日本株は無料で可能)②gurufocus.com などがおすすめですね。

ちなみに僕は日本株の場合はバフェットコードさんを多用しています。

バフェット氏関連の書籍

おすすめ書籍 【株式投資の偉人&考え方編】
ともともです。ブログ閲覧ありがとうございます。今回はおすすめ書籍の紹介です。僕はバリュー投資を目指しているため、ウォーレン・バフェット氏やピーターリンチ氏の書籍を読むことが多いです。同じ本を数回読んでいるものもあり...

上のリンク先のブログ記事でバリュー投資の第一人者ともいえるウォーレンバフェット氏関連の書籍紹介もしております。バリュー投資についてもっとよく学びたいという方は読まれることをお勧めいたします。

具体的には

①『バフェットの銘柄選択術』 

②『バフェットの株式ポートフォリオを読み解く』

③『ウォーレン・バフェットはこうして最初の1億ドルを稼いだ』

④『バフェットからの手紙第4版』

がおすすめしたい書籍達です。

バリュー投資を実際にしてみましょう

いかがでしたでしょうか。これからバリュー投資をしてみようと思っている方はこのブログだけでなく書籍やほかの動画などでも勉強されていることかと思いますが、本記事が何かの参考になっていればうれしいです。

せっかく勉強されているようであればやはり実践に移すのが一番です。実際に自分のお金で買うと暴落時の自分のメンタルなども分かりますし、学んでいるだけのときとは全く得られるものが違います。

僕自身も初めて投資をするときにはすごく勇気がいりましたが、最後はエイっ!!という感じで発注ボタンを押した気がしますww

米国株であれば1株から購入可能ですので是非実行してみましょう

では今回はこの辺で終了です。ありがとうございました。

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