ともともです。ブログ閲覧ありがとうございます。
株式投資に限らず、投資においてはその投資するためにある程度基準が必要です。それは人それぞれ違って当然ですが、何も決めてないというのは投資においては失敗するモトです。
バリュー投資における神様のようなウォーレン・フェット氏の投資ルールは
ルール1 決してお金を損しない
ルール2 ルール1を忘れない
でした。
こんな単純なルールでバフェット氏のように年率20%超えの投資成績が出せたらいいのになと思いますが、なかなかバフェット氏のようには行きません。それには誰もがマネできるようなできるだけ明確な基準がほしいところです。
それでは僕が現在どのような投資基準を設けているか公表したいと思います。
ちなみにバリュー投資をマインにしているので、めちゃくちゃバフェット流ですのでご了承ください
企業について
その企業はどのようなタイプか
どのようなタイプのビジネスでどのようにしてお金を作り出しているか。海外展開の可能性や、将来の計画性ははっきりしているか。成長の度合いは、成熟なのか、まだまだこれからなのか。このような事柄は分かりにくい分野や自分に精通していない企業には投資をしないほうがいいと判断します。どうしても投資をしたくなっても企業のことを理解できるまで投資はしません。
経済的な優位性はあるか
その企業の優位性はどんなものがあるか。例えば使用料・特許の有無・値上げをしても消費者がほしがるものか・世の中に流通していて生活にいかに定着しているか、定期的に料金を徴収できるシステムがあるかなど、その企業にしかない価値がどれほどあるか見極める必要があります。バフェットがコカコーラを好んだような理由です。
財務について
EPSが上昇傾向か
これはいわずと知れたバリュー投資においては重要な基準の一つですね。EPSが安定して上昇傾向であるか。高ければ高いほど望ましいです。
ただし、何らかの外部要因(リーマンショックや自然災害・SARS・コロナショックなど)で利益が一時的に下がった場合は除きます。
粗利益率>40% もしくは上昇傾向か
文字通りです。ただし、業界によっては40%はほぼ不可能なものもあるので業界全体の平均からすごく外れてなければOKとします。また粗利益率が低め推移でも上昇傾向であればよしとする場合もあります。
フリーキャッシュフローがプラスもしくは上昇傾向か
【営業キャッシュフロー】+or-【投資キャッシュフロー】で表される数値です。これがプラスもしくは上昇傾向であるか。これも点で見るよりも推移がどうなのか重要ですね
PER<15
=【株価】÷【EPS】 で求められます。
割安かどうかを見る基準です。PERというのは投資家の期待値が上がれば上がるほど数値が上昇していくため、人気の企業はPERが尋常じゃなく高いことがあります。50とか、場合によっては100以上のPERを見ることもあります。PERは簡単には低くならないことも事実ですし、そもそもそのPERが正しいかなんていう確実性もありません。PERが下がればそれだけで良いってことでもないのですが、あまりに高い株価は買うのを躊躇してしまいます。
その際にはバフェットの言葉である
そこそこの会社を素晴らしい値段で買うよりも、素晴らしい会社をそこそこの値段で買いたい
を信じてそこそこの値段が買うこともあります。
PBR<1.0
PBR=株価÷BPS(1株あたりの純資産)で求められます。
一般には割安かどうかを判断する基準の1つといわれています。会社の資本に対していまの株価がどの程度か見ている事になりますので割安性と言われればあっていますが、企業規模が小さい場合はあまり役に立たない事もあります。
またPBRは書き換えていくと、PBR=PER×ROE ともいえるためROEが高い優良企業はPBRは高く出ることになります。PBRは判断基準の1つに過ぎないといえますが大事な指標であることは確かです。
ROE (株主資本利益率) >15%、ROA(総資産利益率)>7%
ROE=純利益÷自己資本 ROA=純利益÷総資産 で求めます。これは2つとも見る必要があります。どちらかが良ければいいってこともなく2つが良い数字であること、もしくは上昇傾向にあるかが大事です。ただし金融系などは負債も多いためROEに比べてROAは小さく出ますの、業界によって変化があります。
負債が少ない
- 直近5年の収益が長期借入金より多いか
- 負債/資本<0.5 いわゆる自己資本比率がいかに多いかともいえます。
負債少ないことは財務の安全性においては重要な項目です。これもバリュー投資においても重要な項目です。
配当や自己株買いをしているかなど、まだチェックする項目を挙げればきりがないのですが上記の項目をクリアする企業もかなり少ないのも事実です。全部クリアしなければ絶対に投資しないということもありませんが、いかに多くクリアできているかというのがポイントですね。
こんな感じで僕は投資基準を決めていますので、今後もバリュー投資について書いていこうと思っていますのでよろしくお願い致します。
ではこの辺で終了とします。ありがとうございました。
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