ともともです。ご覧いただきありがとうございます。
企業分析第一弾は『フッカーファーニチャー 』
ティッカーシンボルは【HOFT】
この企業を知らない方もたくさんいらっしゃると思います。
ただし、アップルやアマゾン、マイクロソフトなど有名企業の分析はこれまでもこれからも先輩投資家ブロガーさんの方々が分析されていると思いますので、まだまだ世間からは注目されていないけど優良な企業について分析していきたいと思います
それではよろしくよろしくお願いします。
企業特徴
歴史ある老舗インテリア・家具ブランドで 数少ない創業一家がCEOを務めている企業で自宅用の家具を中心とした家具・インテリアメーカー。高価格帯から低価格帯までの製品をそろえておりオーダーメイドのインテリアや高級な革製品の家具、事務所用の製品まで扱っています。アジアでの展開も視野にいれたり、インターネット経由での販売にも力を入れていく方針を出しています。
創業 | 1924年 |
時価総額(2020年3月現在) | 218億円 |
従業員数 | 1263人 |
セクター | Consumer Cyclical |
配当利回り | 1.99% |
財務・業績
EPS・成長率
ここ10年でEPSは右肩上がりです。成長率換算は31.8%と老舗家具メーカーとしては驚異的な印象です。

売上・粗利率・営業利益率
売上は3年ほどで急激に上昇しています。これは数値を細かく精査する必要がありますが、粗利・営利率ともに低下せずがんばってキープしています。
家具メーカーですのでどちらも数字的には標準的でしょうか

ROA・ROE
両者ともに上昇傾向です。上がり方も同じような形ですので大きな問題もないと思います。

営業・投資・フリーキャッシュフロー
EPSは成長していましたが、営業CFはここ数年伸びていないどころか低迷しています。これは気になりますね。投資CFが以上に増えいているということはないのでフリーCFも営業CFにつられる動きとなっています。営業CFが今後伸びていくかどうか注視する必要Gがありそうです

配当・配当性向
配当金自体は増加していってます。でも配当性向は経時的に低下しています。まだまだ余裕はありそうです。

財務安全性
今のところ財務の危険性を表すものはありませんでした。
自己資本比率 | 0.67 |
負債比率 | 0.27 |
流動比率 | 3.64 |
当座比率 | 2.02 |
固定比率 | 0.51 |
インサイダー売買(違法のインサイダー取引という意味ではありません)
CEOや関連会社の幹部が自社株をたびたび購入しているので良い兆候ですが、2019年10月以降はうごきがないようです。

PEG ratio:0.29
PER÷EPS成長率 で求められます。
一般的には小規模で急成長中の企業の割安性を見るとされています。PERだけでなくEPSの成長性を加味した場合の割安性はどうなのかというものです。1未満であれば割安とされています。
EPSの成長がいいのにPERが低いという指標になりますが、注意したいのは単純に市場や投資家の注目がなかったり全く期待されていないだけということで単純にPERが低くなっているという場合です。これは誰も注目しないばっかりに永遠に株価に反映されないという悲劇が生まれます…
まとめ
HOFTはまだ小規模な会社ですが、成長性があるのでこれからどこまでこの成長を継続できるかが重要ですね。
負債の比率もまずまず問題なさそうです。企業の幹部・役員がよく自社株を購入しているのもいいサインですね。
今後も利益を上げて成長を継続できれば株価がそれに追いつくかもしれませんが家具単独ですし、競合メーカーも多いのも事実です。
アメリカは人口も増えるといわれており、家具は今後も長く需要がある分野かと思います。お手頃なランク~高級ランクまでの家具やオーダーメイドのインテリアデザインまで色々なタイプの店舗とWebサイトをそろえています。またアジア圏での業績をどこまで成長できるかも今後の注目です。
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