為替とは 為替の仕組みと役割

ともともです。ブログ閲覧ありがとうございます。

一流ブロガーたちがどんどん有益な情報を流しているのをすごいなと眺めていますが、僕は僕でできる範囲のことをこつこつしたいと思います。

今回はFRBの利下げ問題にからめ、為替についてです。ぼくが知っている為替の基礎知識を書いてみました。

少しでも誰かの参考になればうれしいです。

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為替とは

直接現金を移動させることなく金融機関の仲介によってはなれた地域間における資金の取引を行うこと をいいます。

為替の種類

①内国為替:国内での取引 ex)クレジットカード利用での商品購入、銀行振り込みでの購入

外国為替 ⬅ これがいわゆる一般に世でいう為替というものをさします

外国為替

外国為替とは外国との取引の際に必要なもので異なる通貨間の交換比率です。例えば『1ドル100円』とか言われているやつです。

為替はその時々の需要と供給によって変動しますが、これを変動為替相場といいます。

円高と円安

米ドルを基準とした日本円との交換比率を表したものを『ドル円レート』といいます。世界の基軸通貨が米ドルのため米ドルが基準となることが多いです。

ここで、通貨の価値について。日本においては

【通貨高】⇒円高 【通貨安】⇒円安 と表します。

通貨の価値が高くなれば円高、通貨が安くなれば円安。

つまりその通貨の信用や人気度です。

ではドルと円での関係性でいえば

  • 円高が進行すればドルの価値は低くなる『ドル安
  • 円安が進行しればドルが高くなる『ドル高

となります。それぞれが逆の動きになります

たとえば 1ドル=100円だとすると、1ドルでうまい棒が10本買えます(消費税なし)

1ドル=50円 に動いたとすると、1ドルを持っていてもうまい棒が5本しか買えなくなっています。つまり ドルの価値が低くなって円の価値が高くなった円高・ドル安ということです。

1ドル=200円ではどうでしょうか。これだと1ドルでうまい棒が20本も買えます。つまりドルの価値が高くなったということで『円安・ドル高』ということです。

外国為替レートの種類

外国為替レートにはおおきく2種類あります。

インターバンクレート 金融機関向け

⇒これがニュースなどで見る外国為替レートです。

カスタマーズレート 金融機関じゃない人・企業用

法人 ⇒あらかじめ企業と銀行が取り決めておいた手数料をインターバンクレートに上乗せして成立します。

◉個人 ⇒午前9:55におけるインターバンクレートを基準として顧客ごとに決めることになっています。基準となるインターバンクレートのことをTTM(仲値)といいます。

円→外貨にかえる際の取引レートのことを TTS(Telegraphic Transfer Selling Rate)

外貨→円にかえる際の取引レートをTTB( Telegraphic Transfer Buying Rate)

と決められています。

外国為替レートの決まり方:オファービッド方式

為替レートは 1ドル=105.30ー105.40 と表示されていると思いますが、これは表示されている金額の間で取引されているわけではなく、オファーする(売りたい値)値段 と ビッドする(買いたい値)値段 がそれぞれ表示されています。

売り手と買い手の取引がすすみ、買値と売値の差(スプレット)をなくしていき取引が最終的に成立していきます。なのでオファービッド方式といいます

物価と通貨の関係・インフレは通貨の価値を下げる?

インフレってよく聞く言葉だと思いますし、多くの方がご存じの通りインフレとは物価が上昇することを指します。物価が上昇するということは、 通貨の購買力が低下するということです。つまり、その国の通貨の価値が下落することを意味します。

昔は80円で購入出来た缶コーヒーが今は120円しますよね。物価上昇の代わりに、その分だけ現金が必要になると言うことは通貨の価値が低下してということと同じ意味です。

購買力の低い通貨はみんな価値が低いと思いますよね。なのでそれぞれの通貨の価値によって外国為替レートが変動するという考えが昔から定説となっています(購買力平価説といいます)

でも現在は金融もグローバル化がすすみ、資金の流動性が高くなっていることもあり通貨の購買力が為替変動に与える影響力は小さくなってると言われています。現在のアメリカと日本の物価差を考えると理論上1ドル=90円台でも矛盾はないとされているのですが、実際のドル円為替相場には反映されていません。

2020年3月現在コロナウイルスの影響もありやや円高になっていますが、現状のままであれば物価を調整する方向である円高の圧力がさらにかかっていくということです。理論上は。

外国為替レート

名目為替レート

物価の差を反映させない為替レートのことを指します。これは僕たちが世の中で利用する為替レートのことです。

実質為替レート

物価の差を反映した為替レートのことを指します。

また貿易関係にある多数の国で捉えた総合的な外国為替レートのことを実質実効為替レートといいます。

理論上では円安状態の日本との貿易はアメリカからするとどんどん貿易赤字になる関係性といえます。世界全体でもドルは高いため、貿易においては赤字となりやすくトランプ大統領も『ドルが高すぎる』とよく言っていますね。自国の利益を考えると当然の発言ともいえます。

それだけが原因ではありませんが、中国がその貿易赤字の補填対象国となり、米中貿易関係に摩擦が入ることになりました。

日本との貿易量はアメリカ全体の貿易量からすると低い割合のため、日本がそくざにやるだまに上がるとは思いませんが理論上は標的になる可能性もあります。

リスクオン・リスクオフ

ツイッターやブログでもたまに流れている単語ですが、これは投資家たちの情勢がリスクをとる姿勢か、リスクをとらない姿勢かの違いです。

リスクオン

世界経済や金融不安が払拭されると投資ブームが起こり、投資家たちはリスクをとり投資を積極的に行うようになります。これはリスクオンといいます。

リスクオン状態では、株式やコモデティのようなリスク商品の価値が上昇する傾向となります。

現在は流れとして世界全体で投資ブームとなっていましたが、超低金利状態の日本円はリスクをとる投資家たちによって円安方向の力が加わる事になります。(円が最終的には売られる)

リスクオフ

逆に金融ショックやその他の景気後退局面では、投資家たちはリスクはとりたがりません。この状態をリスクオフといい株式やコモデティのようなリスク商品の価値は下落する傾向となります。

リスクオフの力が強まると、投資資金を戻すため高金利通貨を売り、低金利通貨を買う流れになります。つまり円が買われる方向となり円高の方向に働きます。

前述の通り日米の物価差と為替は実態は乖離しておりそもそも円高の圧力がありますが、今回のFRBの発表にあったようなFF金利の利下げや、コロナウイルスによって消費が落ち込んだり経済が停滞するかもしれないという投資家の恐怖心のような心理が働きリスクオフ局面が強まると、円が買われて円高が助長される可能性があります。

ちなみに円高という状態では、輸出関連企業の売り上げは低下する傾向になります。日経平均を構成する企業には輸出関連企業も多いため、あまりにも円高が急激に進行すると日経平均も低空飛行となる可能性があります。

このように為替や株価、経済は緻密に密接に関わっていきます。

為替には他にもさまざまな要因が関わってきます。

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為替の変動要因

以下のような為替の変動要因があげられます。

実需

以前は貿易収支や経常収支が為替に大きく関与していました。

貿易黒字は通貨高になるといわれています。例えばアメリカに自動車を輸出してドルを獲得する→ドルは日本国内では使えないため、ドルを売って日本円を買う円高になるという流れです。

アメリカは毎年のように貿易赤字の状態ですが、貿易による資金の動きは世界全体のお金の動きの割合でいうと3%ほどしかなく、貿易収支の影響はかなり小さいといえます。

投資

現在の最大の資金移動は投資によるものです

その最大の要因は金利です。金利が上昇すると、高金利通貨は好まれるため、相対的に通貨価値が上昇→結果的に低金利通貨は売られて高金利通貨が買われるという流れになります。

でも通貨が買われるにはある程度、国の安定性も必要になります。不安定な国にはみんな不安で投資しませんからね。いろんな国がデフォルトするというニュースがありますよね。

国の財政政策

財政赤字、政治的誘導、長期的な成長(新興国などは長期的には成長にむかうので結果的に通貨高になる可能性があります)、信認(政治への信用みたいなもの)

環境的要因

量的緩和政策

お金をばらまく量的緩和政策ですが、結果的には通貨の価値を下げる(通貨安)の方向に働きます。

お金がたくさんありすぎたら、価値をあんまり感じなくなりますよね。

地政学的リスク

戦争、紛争、自然災害など

経済基盤がゆるぐ可能性があるため、投資家が不安となり通貨が売られ通貨安となります。

このように為替はいろいろな役割を担っていて、さまざまな要因が絡まりあって決まっていきます。為替の仕組みを理解すると次になにが起こるか理解しやすくなると思います。

わかりにくいところもあったと思いますが、誰かのお役に立てればいいな。

ありがとうございました。

その他の投資
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