ともともです。閲覧ありがとうございます。
今回の記事はNISA口座の適した使い道についてまとめようと思います。
制度の改定もあるため、その点も簡単に解説しています。
結論から言うとそれは 米国インデックス型ETFの購入 です。
本記事の内容は以下のようになっています。
- NISAについて
- 米国インデックスETFを勧める理由
- 私自身のNISA口座の使い方
この記事を見ればNISA口座の使い方について迷っている方や、他の人のNISA口座の使い方を見てみたい方などにとっては有益な物になると思いますので、よろしくお願い致します。
NISAとは
【少額投資非課税制度】 のこと
NISA口座内で生じた普通分配金・配当金・売却益が非課税になる制度です。
もし活用していない方は今からでもご利用されるといいと思います。通常は約20%の税金がかかることが多いですので非課税で運用できるは非常に大きなメリットとなります。
種類は
- 一般NISA
- つみたてNISA
- ジュニアNISA(今後廃止が決定となっていますが、まだ投資可能です)
の3種類です。ジュニアNISAに関しては文字通りお子さんがいる家庭(0~18歳)限定です。どれを選択するかは個人の自由です。投資方針や投資許容額に応じて決定することとなります
引用、参考:金融庁Hp
一般NISA https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/nisa/overview/index.html
つみたてNISA https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/tsumitate/index.html
ジュニアNISA https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/junior/index.html
いつから開始した制度なのか
一般NISA:2014年に開始されていて、口座開設期間は2023年までとされていましたが今年の制度の改定で2028年まで延長されました(制度の改定については後述します)
つみたてNISA:2018年から開始されています。先日までは2037年までの制度とされていましたが、こちらも2042年まで口座開設期間が延長されました。
ジュニアNISA:2016年から開始されています。今年制度の改定があり人気が出ましたが、それまではあまり人気がなかったために2023年末で終了することになっています。
使える金額(投資上限額)
一般NISA:120万円(2023年まで)、2024年以降は合計122万円となります(詳細は後述)
積み立てNISA:40万円
ジュニアNISA:80万円
なお、投資枠を使用していない分を翌年以降に繰り越すことはできません。
非課税期間
一般NISA:5年間 ただしロールオーバーすれば継続した保有が可能です。
つみたてNISA:20年間 つみたてNISAでは20年が終了した次年度からは一般もしくは特定口座に移管されます。ロールオーバーはできない仕組みとなっています。
損が出たらどうするのか?
NISA口座内で保有しているものが値下がりした際に売却し損が出てしまっても、他の一般口座や特定口座の利益と損益通算ができないものとなっています。(利益相殺はだめってことです)
制度改定とは? 税制改正によりジュニアNISAが使いやすくなった
一般NISAについて
2024年から一般NISAは新NISAとして2階建て構造に変化します。
1階部分は現状のつみたてNISA対象商品を購入可能となり年間投資上限額は20万円
2階部分は従来の一般NISAと同様に上場株式・株式投資信託などで運用出来ます。年間投資上限額は102万円。
合計すると122万円となります。
1階部分で投資・運用した商品は非課税期間終了後はつみたてNISAへ移管可能です。
2階部分は非課税期間終了後は課税口座への移管もしくは、非課税で売却を選択出来ます。
つみたてNISAについて
投資可能期間が延長されます。前述したように2042年まで可能となりました。これにより2023年までにつみたてNISAを開始すれば最大で20年間800万円がフルに使えることになります。
ジュニアNISAについて
先ほども書きましたがジュニアNISAは2023年には制度が終了します。2020年から始めれば4年間の投資が可能となります。非課税保有期間は2027年までとなりますが、その後は続管理勘定に移管され非課税での運用は継続します。
1番の大きな改定は、『18歳未満でも途中払い出しをしても非課税になった』 という点です。今までは途中でお金を出すときには課税されるシステムだったのです。この改定により使い勝手が格段に上がったとされ、2020年から人気が出るという皮肉は状況になりました。
活用方法の手段
個別株投資(一般NISA)
リスクをとって個別株に投資する方法もあります。うまくいけばかなりの利益が非課税になる可能性があります。複数の個別株を購入してリスク分散をしても、誰にも株価の推移は読めないのでかなりの損失を被る可能性もあります。
ハイリスク・ハイリターンを好む方は良いかもしれません。
アクティブ型の投資信託
上記のアクティブファンドも個別株を同じで、リスクが高いと思われます。NISAを使用するなら確実に非課税になるものをきっちりとれたほうが良いかなと私は思ってしまいます。
しかもアクティブ型投資信託の場合は、個別株と違って保有中の経費がかかってしまうため個別株よりもおすすめ出来ません。また分配金に関しても普通分配金だけならいいのですが、多くが特別分配金(たこ足配当)も使われることになるためNISAである必要がありません。※特別分配金は課税口座でも非課税扱いです。
インデックス型投資信託・ETF
これが最適かと思います。個別株で得られるような高いリターンは得られないかもしれませんが、商品によっては年利5~10%のリターンが得られる可能性もあるし、比較的高い配当金が得られるものもあります。
これらの商品を定期的に購入(ドルコスト平均法や以前ご紹介したバリュー平均法)するといいのが最適解と信じています。15年以上保有することでリターンは得られるというデータもあります。
自動で積み立てする方法もありますのでそちらもおすすめですね。証券会社としてはSBI証券もしくは楽天証券がおすすめです。両証券口座のNISA口座では、国内外の株と海外ETFの売買手数料は無料となっています。投資信託も定期的な購入設定も可能ですので、一度設定してしまえば機械的に積み立てくれます。またSBIでは海外ETFの自動積立設定が可能です。
私のNISA口座のうちわけ
私はNISA口座についてはSBI証券を使用しています。短期トレードを中心とした株投資は数年前からしておりましたが、長期投資目的の株式投資歴はまだまだ浅くNISAを利用開始したのは2019年3月頃からです。
NISAにて保有しているメイン商品は、VOO、SPYD、VYM となっております。投資額は満額いっぱいまで使っています。非課税枠を使用しない理由はないので、今後もうまく利用していこうと思っています。
政府からすれば老後2000万円問題が今後さらに問題となることは目に見えているため、投資活動を活発にしてほしい思惑があると思いますので、NISA制度の改定や期間延長がまた今後も出てくるかも知れません。
今回はこの辺で終了となります。ありがとうございました。
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