ともともです。ブログへの訪問ありがとうございます。
前回ETFについてまとめましたが、現在株式市場が暴落していることもあり債券ETFについての興味が出てる方、購入を考えている方がいるようなので以下の点についてまとめてみました。
✔ 特徴
✔ 債券ETFのおすすめ4選
✔ 債券ETFの買い時
最後まで読んで頂けたらうれしいです。ではよろしくお願いします。
特徴
ETFについての記事はこちらからどうぞ。

債券ETFの特徴と言えば
・上場しているためいつでも売買が可能
・株式とのリスクヘッジになる可能性がある
・為替変動リスクがある
・維持手数料がかかる
以上が代表的なものです。

債券ETFのチェック項目
まずは債券ETFを見る際にチェックすべき項目を挙げておきます。
- 総資産額
- どんなタイプの債券か
- デュレーション
- ベータ値
- 組み入れ数(構成債券銘柄数)
- ジャンク債の多さ
① 総資産額:債券だけでなくETFや投資信託にはとても重要です。資産額は多い方がGOOD
② どのタイプの債券か:国債がメインなのか、社債なのか、社債でもどんな企業のものかなど
③ デュレーション: 2つの意味があります。
(1)債券投資における元本の平均回収期間を示すものです(単位は年)。一般的にクーポンが同じであれば、残存期間の長い債券ほどデュレーションは長くなります。
(2)金利変動による債券価格の感応度を示す指標としての意味。つまり、デュレーションは大きいほど、金利変動に対する債券価格の変動率が大きいということです。
④ ベータ値:ある指数との連動性を表す数値です。どのくらい変動するかですね。ベータ値が1であれば目標と全く同じということで、ベータ値が2であれば正の方向に2倍動きます。ベータ値:マイナス2であれば負の方向に2倍動きます。
⑤ 構成債券銘柄数:多い方がいいですね。リスク分散にもなりますし安定感が出ます。
⑥ ジャンク債がどのくらいか:格付けBB以下のいわゆるちょっとリスクが高いけど、配当なども高いやつがどれだけ入っているか。多いほどデフォルト(ダメになっちゃう)可能性も高くなります。
債券ETF おすすめ4銘柄
債権ETFといってもたくさんありますので比較の説明を詳細に挙げるとまた別の記事ができあがるので今回は僕がおすすめする銘柄を結論から言います
【BND】 【AGG】 【SHY】 【BNDX】の4銘柄
BND AGG
前回BNDについては記載しましたが、AGGもほぼ同様のものと考えていいでしょう。微妙に違いますが、好みのレベルになりますね。
比較しながら特徴を列挙します。
BND | AGG | |
構成銘柄数 | 9033 | 7612 |
運用会社 | バンガード | ブラックロック |
債券タイプ | アメリカ全体の債券市場を指数 にしているイメージ | アメリカ全体の債券市場を指数 にしているイメージ |
経費率 | 0.035% | 0.05% |
デュレーション | 6.2年 | 5.97年 |
ベータ値 | -0.08 | -0.13 |
総資産額 | 2486億ドル | 679億ドル |
ジャンク債の有無 | 0 | ほぼゼロ |
簡単な特徴 | 安定した値動き | 安定した値動き |
BND参照元: https://www.vanguardjapan.co.jp/docs/FS_BND_JP.pdf
AGG参照元: https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/literature/fact-sheet/agg-ishares-core-u-s-aggregate-bond-etf-fund-fact-sheet-ja-jp.pdf
SHY
アメリカ米国国債1-3年といわれ、残存期間1年超3年以下の米国財務省証券で構成される指数と同等水準の投資成果を目指しています。
運用会社:ブラックロック
設定日;2007年
ベータ値:-0.05、デュレーション:1.84年、経費率:0.15%
総資産額:229億ドル、構成銘柄数:66
上記2つも安定したものですが、これもかなり守りの債券ETFとなります。安定した資産形成を求めている方が見ていると思いますのでSHYはおすすめかと思います。
参照元: https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/products/239452/?referrer=tickerSearch
BNDX
バンガード・トータル・インターナショナル債券といわれ、バークレイズ・グローバル総合(米ドル除く)浮動調整RIC基準インデックス(米ドルヘッジベース)に連動したパフォーマンスを目指すものです
運用会社:バンガード社
設定日:2013年
デュレーション:8.1年 経費率:0.08%
運用額:1445億ドル、構成銘柄:6182
これはアメリカ株式を持っていると相乗効果が出るのではないかと思います。
参照元: https://www.vanguardjapan.co.jp/docs/FS_BNDX_JP.pdf

債券ETFの購入タイミングと考え方
結論は正直いうと、『買おうとおもったとき』だと思っています。
長期的な運用を考えている方にとって、かつ僕のような個人投資家では投入出来る金額がそこまで大きくないことを考慮するといつ購入してもそれほど違いがないと思っていますし、自分の余剰資金の中で購入する分には問題ない思っています。
債券ETFの購入を考えている方は、株式投資のリスクを少し減らしつつ自分のポートフォリオを安定させながら分配金もほしいということだと思いますので少しずつ購入するといいと思います。
でも債券の割合が多すぎると最終的なリターンが低くなる可能性がありますので、リターンを得たい方で若い方は株式割合を高くしておく必要があります。
一般的には株と債券は逆相関といわれています。最近はお金の流動性が簡単になってきたのもあり昔よりも相関関係が無くなってきているとの話もありますが、株式市場が低迷したときに債券ETFが買われる傾向にあります。
つまり、価格が上がってからというよりは株式市場が高値になってきて債券ETFの価格低くなってきたところで少しずつ定期的に購入するのが利回りも安定し最終的なリターンも得られると思います。
ただ株式相場の底はだれにも読めないので、そこは覚えておいてください。アナリストやSNSで分析してくれてる方もいますし有難いのですが、正確にはわかりません。参考にはさせて頂いていますので、自分なりの軸と考え方がないと投資を続けるのが心理的につらくなると思います。
長期投資にはメンタルを保つことが1番重要だと思いますし、僕の師匠もそう言っています。
この記事がどなたかの参考に少しでもなればうれしいです。
今回もありがとうございました。
コメント
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