ともともです。ブログ閲覧ありがとうございます。
資産運用や投資をしている方、これから始めようとしている方がこのような投資系のブログを見ていると思います。日本でも徐々に投資を始める方も増えています。
資産運用の勉強をしていると、アセットアロケーションとかポートフォリオ組成とかの言葉が出てきますがどのように資産の配分をしていけばいいのか。
なにが安全なのか。リスクはどうなのか。気になっている方、まだまだ初心者レベルの方にむけて資産配分についてまとめてみました。
この記事は以下の内容でまとめています。
- ポートフォリオ理論とは
- 分散投資の分散とはなにか
- 色々な分散シュミレーション
- 素人でもなんとかなる理由
素人の適応なポートフォリオでも勝てる理由を見て安心したい方!!笑
ぜひご覧ください。
参考サイト: https://myindex.jp/
ポートフォリオ理論
『Don’t put all your eggs in one basket.』
こんな言葉があるのをご存じでしょうか。日本語でいうと『卵を1つのカゴに盛るな』みたいな感じです。これは投資の世界で古くから言われている格言です。
1つの資産に集中させてしまうとカゴを落としたときにすべての資産を失ってしまうということです。
つまり、分散投資が大事だよという考え方です。
分散要素 《商品》《地域(通貨)》《時間 》
商品の分散
これが一番分かりやすいかなと思います。
現金・株式・債券・不動産・コモディティなど色々な分野に分散するということです。
株式の中でもセクターの分散、不動産の中でも戸建て、マンション、アパートなどの分散もありますが、今回は大きな区分けについて話していこうと思います。
地域・通貨の分散
国内不動産は比較的安定していてインカムゲインがメインの目的といえますし(当然物件によりますが)、新興国で経済や治安が不安定な場所では比較的リスクがありキャピタルゲイン狙いがメインになると思われます。このように国や地域によって法律、税制、自然災害、政治、経済状況が違うためリスクも全く違うものになります。
通貨もどうようですね。ドルでも円でもユーロでもリスクが違ってきます。
時間の分散
運用期間が長ければリスクは小さくなり分散化されていきます。理論上はリスクを小さくしたいのであれば出来るだけ長期の運用をするほうがいいでしょう。
シュミレーション

少し見づらいかもしれませんが、《株式》《不動産》《債券》《金》《コモディティ》《現金》かつ【国内】【先進国】【新興国】でパターン分類した歳のリターンとリスクの分布です。
また以下の表はそれぞれの資産に今から20年前の2000年に100万円を投資した場合のリターンおよびリスクを表したものです。みなさんどのように感じますか?



長期的に運用すればそれぞれにリスク・リターンがあるのが分かりますね。
なので短期的な運用で、1点集中であればよりリスクが高く、長期的で多数セクションの投資でリスクが低くなるのも納得ですね。
割と適当でも大丈夫な証拠(笑)
これは112550件のポートフォリオの平均成績です。投資期間は20年間です。

次に現金に1% それ以外のセクターに9%ずつ資産配分した20年間の結果です。

11万人以上の方が必死に考えたポートフォリオの平均より、適当に資産配分を変えた方がリターンがよかった結果でした。ちょっとかなしいですね。。
でも実際はこんな感じなんです。天才的な投資家達で無い限り、ほとんどの方のポートフォリオが素人が適当に組んだポートフォリオと同等の成績となる可能性が高いのです。
なので、あんまり考えすぎない方が長期的にはいいかもしれないですね。
素人でも勝てる!!
結果、素人でも投資の世界では勝てます。
ランダム・ウォーク理論というものがあります。
『アナリストが企業を分析して投資をするのと、猿が新聞の上場企業一覧ページにダーツを投げて当たった先に投資をするのは、結果的にほとんど変わらない』とアメリカのある有名な経済学者が言っています。
長期的にみれば主観的な予測・分析などはあまり意味が無い可能性が高いということですね。
でも僕は頑張って企業分析もしたいです。楽しいから。笑
のんびり投資します。
今回もありがとうございました。
コメント
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