台湾セミコンダクター(TSM) 半導体メーカー世界トップ

ともともです。ブログ閲覧ありがとうございます。

以前インテルについての記事を書きましたが、やはり半導体受託製造メーカーのTSM(TSMC)についてまとめないわけにいきませんので今回は台湾セミコンダクターさんを取り上げたいと思います。

ティッカーシンボルは【TSM】。TSMCと略称を使っているサイトもありますが、アメリカ市場でのティッカーシンボルがTSMなだけです。同一会社です

今更感もありますが、ぜひともよろしくお願いいたします。

インテルの記事はこちらです。

米国株企業分析 インテル入ってる?の Intel Corp 【INTC】
ともともです。ブログ訪問頂き、ありがとうございます。今回の企業分析は表題通り、皆様一度は耳にしたことがありそうな【インテル】という会社です。ティッカーシンボルは【INTC】です。ではよろしくお願い致します。...
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企業特徴

創業1987年
時価総額(2020年12月現在)5,360億ドル
従業員数51,297人
セクターテクノロジー
主な事業半導体の受託製造がほぼほぼすべてです。
半導体受託製造では世界シェア50%以上となっています

取引企業
Apple、Broadcom、Qualcomm、NVIDIA、Xilinx、AMDなど
世界一流のIT企業達が連なっています。

TSM(台湾セミコンダクター)の強さ

何といっても、強力な半導体特化した製造技術とスピード、製品の良さ、規模の大きさでしょうか。

僕はこの半導体業界については全くの素人ですので調べまくりました。その結果、上記のような強みがあるとのことです(笑)

なんせ実生活などで半導体企業の強さを実感することなんて無いし、なじみが薄い業界なので調べても単語が分からず苦労しました。

インテルとは何が違う??

よく比較に出されるインテルとは具体的に何が違うかというと

インテルは設計から製造まで自社で終結するタイプの会社です。総合商社みたいなやつ?

台湾セミコンダクターは半導体の製造に特化した会社で、さまざまな会社から製造を依頼されています。ただしグループ会社に設計と手がけるGlobal UniChip Corp.という会社を持っています。両者が連携してさらに強固な基盤を作っています。

以下のようなイメージとなっているようです。なるほどーと思いました。図にもありますが現在はアメリカ(トランプ?)と中国のけんかによってHuaweiとの取引は事実上禁止となっているようですね。

(出典:https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2007/01/news029_2.html

TSM アメリカに巨大建設工場建設のニュース

2020年5月に発表されたニュースですが、TSMがアメリカからの誘致を受け建設総額120億ドル(約1兆3000億円)をかけて半導体製造工場を建設するというものです。

Huaweiとアメリカとのもめごとが起こったことで建設に踏みきったようですね。細かいことは書ききれないので割愛しますが、アメリカにも巨大な工場を建設することでアメリカにも恩をうっておきつつHuaweiとの取引も認めてもらえるようにするという考えでしょう。

またそもそもTSMの幹部は台湾よりもアメリカと仲がいいとのうわさもあるようで、本格的にアメリカでの受注や拡大を目指していくのかもしれません。

”TSM”の優位性” & ”インテルの遅れ”は本当か??

まず申し上げておくのは僕は半導体のことは超素人ですのでこれから書くことも完全なる受け売りです。半導体業界でよく聞く10nⅿとか7nⅿとかの数字。半導体の微細性を表現していると報道されたり理解している人がも多いが、実際のところは微細性を表しているわけではないようで単なる商品名のような感覚とのこと。

専門家の中では常識とのことでインテルの10nⅿとサムスンやTSMの7nⅿ半導体の違いはほぼなく、むしろインテル10nⅿのほうが少しだけ微細性があるという方もいるようです。めちゃ難しい。

なので現状の技術力でインテルがやや遅れをとっているという報道が本当に正しいかは微妙なところですが、専門家の中でそのように評価されていたとしても、僕らは投資家なので世界中の投資家がどう判断するかのほうが重要ですね。

株価

上昇著しいですね。上記のようにインテルの半導体事業の衰退が本格化してきたとうわさされてから如実に株価が高騰しています。これが関係しているかはわかりませんが、半導体の専門家から見た企業の優位性と投資家から見た企業の優位性が必ずしも一致しないことは注意しないといけないと思いました。

地域別売上推移

地域は主に5つに分類されています。売上自体は徐々に伸びています。アメリカが主力であることはずっと変わりませんが徐々に比率が下がっています。次第に拡大している市場としてはやはり中国。

売上の20%を占めるまでになっていますね。次に伸び率がいいのはあまりありませんね。

下に2017年を基軸とした成長率を出してみると伸びているのは中国のみとなっています。

今後中国との取引が制限されるようなことになるといくらアメリカでの市場が大きいといってもここをどうにか改善していきたいところでしょうね。

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財務・業績

売上・粗利率・営業利益率

粗利率・営利率が下がっていますね。それでもそこそこの数値を維持しています。

このまま下げり続けるのかどうか気になるところですが、費用がどうしても掛かってくるでしょうから仕方ない部分もありそうですね

EPS・成長率

EPS自体も上昇していますが、成長率自体は10年で9%ほどです。市場の伸びや株価の伸びとEPSの伸びはあまり一致していないように思えます。

事実2020年12月現在のPEGratioは4.4となっています(割高の傾向があるということです)

営業・投資・フリーキャッシュフロー

営業CFがマイナスになるこはないようです。ここ数年は横ばいです。

投資CFが大きいのでフリーCFもそれにつられてあまり成長することはありませんがマイナスになっていることもありませんしあまり大きな問題はなさそう

ROA・ROE

利益率はどちらも低下傾向ですね。ここは気になるところではあります。自己資本や総資産から比較した利益もしっかりあげていってほしいところではありますよね。

研究開発費も毎年増えていってますしその点も関係していそうですね

配当・配当性向

配当金はほぼ毎年上昇傾向のようですね。配当性向が高くなってきているのが気になります。

まあ財務的にも余裕がある証拠なんでしょう。

各種財務安全性・バランスシート

自己資本比率0.68
負債比率0.23
流動比率1.75
当座比率1.56
固定比率0.89
固定長期適合率0.86

割安性:PER・PBR・PSR

PER27.41
PBR7.53
PSR10.39

いずれの数字でも割高に思えます。PER自体はこの業界では当たり前かもしれませんが、今までの統計や数字を見るとやはりバリュー投資の面では躊躇してしまうなー。

今回は以上となります。いい企業であることは間違いないですし、半導体業界においては今後も比較的中長期的にシェアを取り続けるかもしれません。ただ技術力など磨き続ける必要がありますし、設備投資や研究などにも莫大な費用が掛かります。そこをどう見るかかなとも思います。またインテルとのライバル関係もお互いにとってはいい影響なのかもしれません。

半導体が不要になるとは現時点では考えにくいので、業界的には今後も安定していると思われます。

ではありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします

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