ともともです。
今回はピー&ジーという通称で有名なProcter & Gambleさん
ティッカーシンボル【PG】
生活必需品セクターでも超有名企業の1つです。不景気でも強い生活必需品セクターですし僕自身が調べておきたい企業でした。
では今回もよろしくお願いします。
企業特徴
創業:1837年
時価総額:2840億ドル
従業員数:97000人
PGは生活必需品商品が多数あります。日本でもスーパーなどに多くが陳列されています。商品カテゴリーとしてヘアケア、シャンプー、トリートメント、スキンケア、カミソリ、ひげそり、口腔ケア、洗剤類、ベビーケア商品、ティッシュなど多岐にわたります。
ブランドでも馴染み深いものが多くて、パンテーン、ハーバルエッセンス、SK-Ⅱ、アリエル、ダウニー、ファブリーズ、パンパースなどが多数。
売り上げの分類としては5種類。売上と収益の比率もグラフ化してます。
- 美容
- ひげそり系
- ヘアケア
- ファブリック・ホーム
- ベビー・女性用品

株価の推移です。ほんと最近は値動きが激しいですね。

PG、S&P500、S&P500同業他社とのリターンです。

業績・財務など
EPS推移
EPSはやや安定していませんね。企業買収をした影響もあり、2019年度ではのれんの減算をしているため純利益が大きく落ち込み、EPSも低下したと思われます。
総売上自体にはそれほど変動がないです。
2017年の大幅な上昇は事業売却の影響と思われます。
それでも低下傾向は気になります。

収益・粗利率・営業利益率
粗利、営業利益率はほぼ横ばいですね。粗利の水準も40%以上をキープしているので良いサインかと思います。

キャッシュフロー
いずれも問題ない推移ですね。フリーキャッシュフローは毎年潤沢に残っています。

利益効率性
財務において資産や負債の大きな変動はありませんが(多少の変動はあります)、純利益が低下しているため、ROA・ROEともに低下しています。

配当・配当性向
配当は129年連続で出していて、63年連続増配中。なんだそれ笑
素晴らしいですね。今後も頑張ってほしいです。

自己資本比率・負債など
自己資本比率:0.41
負債比率:0.62
流動比率:0.63
当座比率:0.44
自社株買いも積極的です。
PER
2019年末の業績から出しているPERは66と出てます。数字から言えば割高ですが、この年度だけでは参考にならないと思います。
2020年以降の利益や財務などをまた確認していけばPERは通常もう少し下げると思います。
まあどちらにしてもPGはいわゆる生活に根付いた、皆さんに必要なものを多く揃えてます。歯磨きや洗髪、ひげそり(人によるけど)などは毎日やりますね。洗濯などもそうですね
女性ならスキンケアも毎日やる人が多いと思います。
こんな企業がすぐに社会から淘汰されるとは思えず、今後も長期に投資家に対して利益をもたらすと思います。
僕はまだ持っていないのでいつか持てたらいいなーと思ってます。
では今回もありがとうございました。
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