ともともです。ブログ閲覧ありがとうございます。
今回の企業分析はイーライリリーという会社です。製薬会社ですが、医療関係者であれば知らない者はいないと思われるほどの有名企業です。たぶんみんな知ってます。
ティッカーシンボル【LLY】
ではよろしくお願いします
参考サイト
https://www.morningstar.com/stocks/xnys/lly/quote
企業特徴
創業 | 1876年 |
時価総額 | 1,470億ドル |
従業員 | 33,625人 |
事業セグメント | ①対ヒでの医薬品業 ②対動物での医薬品業 |
代表的な製剤 | インスリン:ヒューマログ・ヒューマリンR 骨形成促進剤:フォルテオ など 自己免疫疾患、腫瘍性病変、内分泌系疾患、神経系作用薬 など多種類の製剤を抱えています。 |
セクター | ヘルスケア |
LLYとSP500、同業他社との5年間のリターン比較です。5年間でいえばLLYの圧勝のようです


アメリカの売上げが1番です。その次はヨーロッパ、日本です。
財務・業績
EPS推移・成長率
EPS成長率は10年で8%ほどです。ここ3年での成長率はグラフの通り高い数字となっていますがこれは事業売却などが関係していると思います。継続事業からの収益は微増です。

売上げ、粗利率、営業利益率
売り上げは一定レベルです。あまり成長がないのが気になるところです。
ただ粗利率は良い水準だと思います。ファイザーと同等くらいかな。ジョンジョンより少し高い気がします。

キャッシュフロー
営業CFが安定していない時期がありますね。フリーCFはある程度のレベルは確保出来ています。

利益効率性 ROA・ROE
2019年には株主資本が小さくなったためROEは激増しました。
ROAは通常通りの推移を見せていますが、元々両者ともに比較的良好な水準であると思います。

配当・配当性向
配当は2018、2019年と増加が目立ちましたがそれまではほぼ一定です。
5月4日現在の配当利回りは1.6%ほどです

財務安全性
自己資本比率:0.07
負債比率:6.06
流動比率:1.16
当座比率:0.89
【バランスシート】

現金は2019年に大幅に減少しています。株主資本も減少したため自己資本比率も超低置となっています。自社株買いも毎年行っていますが2019年に増加していたようです。
負債が多いのが気になりますが、もっと詳細に分析できる方々はこれをどう分析するのか。僕の知識では財務分析に限界があります。すみません。
PER:25.45
数字からはやや割高かなーと思っています。
製薬会社なので多くの借金をしながら、新しい薬を開発したり企業を買収・売却することが必要になりますのである程度の負債は仕方ないかなと思います。
どれほど安定した製品を作り続けられるかにかかっていますが、逆によく使用される医薬品を開発できれば長くいい収益を上げられます。
まだ僕は購入するタイミングにありませんが、LLYも医療業界ということもありチェックしていこうと思います。
ありがとうございました
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