ともともです。ブログ閲覧ありがとうございます。
予想以上に子育てが大変で全然時間がとれないのが最近の悩みです。色々やり過ぎてるのかな。不動産もやりたいし、そのための勉強ももっと必要だしと思っているのですが、時間配分が下手なだけだと思います、結局のところは。反省。
さて、今回はkimball international という家具メーカーを紹介します。
ティッカーシンボルは【KBAL】
こんなマイナーな企業を紹介してニーズがあるのか正直不安なところもありますが、前にもいったとおりSNSなどでみんながこぞって注目したり投資している企業だけ見ていても意味がないと思っているので自分の勉強も含めてご紹介させて頂いております。
もし興味があればちらっとのぞいて見てください。
よろしくお願いします。
企業特徴
創業 | 1857年 (IRでは1950年とありますが、大元は1857年のようです) |
上場 | 1976年 |
時価総額 | 4億ドル |
従業員数 | 3,127人 |
セクター | 一般消費 |
配当利回り | TTM 3.08% |
事業 | 1950年から家具メーカーとして稼働 個人向け商品だけでなく、商業用に事業を展開 オフィスやホテル、医療機関、学校機関、金融機関、 政府機関、飲食店などに家具を提供している 2019年に事業効率化を更に目指しすために 800万ドル~900万ドル投資したとのこと。 年間節約額は1000万ドルに達する見込み 2014年10月にKimball Electronicsというブランドをスピンオフしている ようなのでその点も考慮する必要あり(その後Kimball ElectronicsはKEととしてNASDAQに上場) |
ブランド | 主に4つのブランドで構成 ①Kimball ②NATIONAL ③Kimball hospitality ④D’style by Kimball hospitality |
【直近3年間の事業別売り上げ推移】

NASDAQ、同業他社とのリターン比較 5年間

インサイダートレードの履歴
2020年に購入歴があるのは良いサインです。2015年以降なので少し間があいてますが。

財務・業績
EPS、成長率
10年で15.5%の成長率です。全体的には右肩上がりですね。

売上げ、営業利益率、粗利率
2015年には売上げは落ちていますがスピンオフの影響でしょう。
その後も企業買収はしており家具路線を拡大しています。
粗利は30%以上あり大したものですが、営業利益率はもう少しほしいところですかね。まあ家具メーカーなので平均よりは上ですが、ここが上げられれば当然EPSも上がり株価も上がるでしょう。経費削減も試みているようですので今後期待かな。

キャッシュフロー
2015年の落ち込みは仕方なし。フリーCFが+なのはいいですね。上昇傾向だとなお良かったです。営業CFも大きな落ち込みもないので可です。

ROA・ROE
利益率は概ね上昇傾向です。

配当、配当性向
配当金はここ数年上げてますね。配当性向は20%台で余裕あります。
ちなみに6月24日の配当は維持していました。

財務安全性
◉自己資本比率:0.63
◉負債比率:0.09
◉流動比率:2.01
◉当座比率:1.56
財務自体はとても安全に運営されている印象ですね。すぐには倒産しないと思います。
PER、PEGratio
このコロナ騒動のなかでのPERは本当に意味があるのかは不明ですが一応。
PER 10.09
PEGratio 0.56
数字で見れば割安ですね。
5月に発表された四半期報告(3月31日までの業績)ではまだ目立った落ち込みは見られなかったようです。

歴史はある会社のようですが、事業はそれほど複雑ではなく売上げも米国内で行っているため報告書などは見やすい印象でした。
財務も安定していて、全体的な業績も上昇傾向な印象なのでどこか悪いってところはないと思います。
でも知名度が低く、まだほとんど注目されていないため今後株価を上げるためには誰かが注目するような商品やサービスを打ち出す必要があるかも知れません。知名度がないといくら低い価格で購入しても、いつまでたっても株が買われないという可能性もあります。
よくバフェットさんが仰っているエコノミックモート(経済優位性、企業優位性のような意味)がどれかがまだ探せないところがあるのでもっと深く掘り下げる必要がありそうです。
ただ今後の出方次第かと思うので注目していきたいと思います。
では今回もありがとうございました。
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