ともともです。ブログ閲覧ありがとうございます。
小型株分析として釣り道具やアウトドア用品を中心に業績を伸ばしているJohnson Outdoorsを記事にしました。
ティッカーシンボル【JOUT】
よろしくお願いします。
JOUT 企業特徴
創業 | 1985年 |
時価総額 | 6億6千万ドル |
従業員数 | 1200人 |
セクター | 一般消費材 |
本社 | ウィスコンシン州 |
世界展開 | 24カ国で事業展開 |
配当利回り | 0.99% |
事業セグメントは主に5つ
①釣り ②キャンプ ③ウォータークラフト ④ダイビング ⑤その他
セグメント別の売り上げ比率、セグメント事業毎の営業利益
釣り事業部がmainの収益を上げています。
その他はキャンプとウォータークラフトが営業利益を上げています。


売上げ、特に営業利益には季節性があり特に春・夏に多くの比重があります。まあ暖かい季節の方がキャンプや釣りには行きやすいですもんね。僕はアウトドアに全く行かないのでくわしくないのですが。笑
以下季節毎の売上げ比率を示しました。

こちらは季節毎の営業利益の比率変動です

株価の推移

以下が、年始頃から現在4月下旬までの株価推移です。
40%の下落をきましたが、小型株ですがその戻りもなかなかです。意外に持ちこたえている印象です。でもここから徐々に実体経済の落ち込みや停滞が株価に現れてくると思うので(僕自身の見解です)、株価が再度落ち込む可能性も大いにあると思っています。

JOUTとラッセル2000などの指数との比較です。やや変動していますが、JOUTのリターンは良好です。

バランスシート (単位:1000,ドル)

JOUT 財務・業績
EPS推移、成長率
ここ10年で25%の成長率です。大きく見れば右肩上がりでいい傾向です。今年は下がる可能性が高いですね

売上げ・粗利率・営業利益率
粗利が安定して40%前後です。なかなか良い数字だと思いますし営業利益率も安定しています。

キャッシュフロー
CFは少しばらつきがあるように見えます。

利益効率性(ROA・ROE)
負債が小さく総資産が増加傾向となっているため自己資本も増加傾向ですからROEの上がりがROAに比べて小さいですね。
もう少し勝負をかけていっても問題なさそうです

配当・配当性向
配当は最近出し始めています。ここ数年は徐々にですが増配しています。小型株ですからこれからですね

財務安全性
■ 自己資本比率:0.68
■ 負債比率:0.12
■ 流動比率:3.47
■ 当座比率:2.37
財務は安全性高いですね。現金もたくさんありますし。コロナショックでも粘れるか注目です。
上記のバランスシートでは記載できませんでしたが2017年から長期負債がなくなっています。総資産自体は増加傾向なのに、負債自体はほご横ばいですからすごいです。
PER:12
割安な状況です。
コロナショックの影響でどうしても業績が下がると勝手に予想していますが、経済が数年単位で戻ってくるまで粘ってくれれば結果的に良い投資先の候補となると思います。
今回は小型株のJOUTについてまとめてみました。
ありがとうございました。
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