ともともです。ブログ閲覧ありがとうございます。
今回はIT企業の中では老舗といえるかもしれません。米国株投資をしている方なら一度は見たこと聞いたことがあると思います。
最近また株価が低迷しているCisco Systemsさんをまとめてみたいと思います。
ティッカーシンボルは【CSCO】
よろしくお願い致します。
【参考サイト】
https://www.gurufocus.com/stock/CSCO/summary
https://finance.yahoo.com/quote/CSCO?p=CSCO
企業特徴
創業 | 1984年 |
時価総額 | 1650億ドル |
従業員数 | 77,500人 |
セクター | 情報技術 technology |
事業セグメント | ①インフラプラットフォーム ②アプリケーション ③セキュリティー ④サービス ⑤その他 |
配当利回り | 3.63% |
年初来 株価推移
ダウジョーンズ・SPXと比較してみました。
CSCOは途中まで指数と同等の動きをしていましたが、途中から暴落しまだ戻ってきていません

事業セグメント別売上 Mill USD

事業セグメント 売上げ 2018年からの上昇率
2018年を100としたときに、2019年・2020年とどれほど上昇したかグラフにしました。
グラフ二するとセキュリティー部門が大きく飛躍しているのが分かります。
その他の事業セグメント以外はほぼ横ばいといったところでしょうか

事業セグメント 売上比率推移

地域別 売上げ推移

地域別 売上げ比率推移

地域別 粗利率の比較
全体の粗利率をそれぞれの年度の右端に表示しています。
地域別の年度内での粗利率を表示しています。APJCの粗利率が他の地域と比較するとやや低い傾向があるようです。これが改善されると全体の粗利率も改善するのでしょう。
それでも大きな変動もないですし、APJC地域の粗利率も徐々に上昇傾向となっています。

財務・業績
EPS・成長率
10年での成長率は約9.5%です。2018年を除けばおおむね右肩上がりでしょう

売上・粗利率・営業利益率
売上は数年はほぼ一定の印象ですね。粗利率は60%は超えています。IT系の企業なので粗利は他業種よりは高くなりやすいですね。営業利益率は20%はコンスタントに超えていて、低下傾向を示すこともありません。

キャッシュフロー
フリーCFは増加傾向ですね。営業CFは増加傾向ですが、投資CFがほぼ一定を維持しているのが影響しています。

ROA・ROE
2018年をのぞけば概ね増加傾向です。

配当・配当性向
連続増配していますね。ここ6年ほどは急激に配当性向を高くしてきています。

財務安全性
以下代表的な指標です。おおむね安全性が高い財務内容かなと思います。
自己資本比率 | 0.4 |
負債比率 | 0.39 |
流動比率 | 1.72 |
当座比率 | 1.68 |
固定比率 | 1.35 |
固定長期適合率 | 0.737 |
PER:14.88
以上が主要な業績や財務となります。いかがでしょうか。
比較的安定的な経営状態のようです。現時点では急激な成長は見込めないかもしれませんが、長く安定的に利益をあげそうな企業の印象です。配当もまずまずの水準を保っていますし、この世界情勢においても業績は良好です。
今回は以上となります。ありがとうございました。
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