ともともです。ブログ閲覧ありがとうございます。
バフェットさんが航空株を売却したことが話題になっていましたが、良いも悪いもバフェットさんの影響は株式投資界隈ではとても大きいなと思いました。
バフェットさんも過去に失敗をたくさんしていますがそれでもこれまでの功績を見ると、バフェットさんに追随するような動きをするのは理解できますが何も考えずに株の購入や売却をまねするのは良くないと思っています。
バフェットさんの年齢と僕の年齢はだいぶ違いますし、そもそも事業規模が違いすぎて同じ土俵にいないからです。考え方はとても参考になりますが、何も自分で考えずマネをして売買をすることはこの先の長い投資家人生に良い選択とはいえないでしょう。バフェットさんが死んだら、どうするのでしょうか。また違う偉大な投資家を探すのでしょうか。
ピーターリンチ?
ジムロジャース?
メアリーバフェット?
キリがないですし、それでは自分の成長が望めないです。
僕はコツコツ出来ることを探します。(僕もデルタ航空株を保有しているのでバフェットさん航空株売却ニュースを見たときは正直うろたえました笑)
さて今回はアッヴィ ヘルスケアセクターの代表格
ティッカーシンボル【ABBV】
よろしくお願い致します
参考サイト
https://www.morningstar.com/stocks/xnys/abbv/quote
企業特徴
創業 | 2012年 Abbott Laboratoriesから分社化・独立 ※Abbott Laboratoriesは100年以上の超老舗です |
時価総額 | 1260億ドル |
従業員数 | 30,000人 |
事業セグメント | 1つ 医薬品事業 |
主な領域 | 主に自己免疫疾患、腫瘍性病変、難治性神経学的疾患、代謝性疾患を対象とした薬剤を開発・販売しています。 一般的に慢性的疾患や難治性とされる疾患が対象となっています。 |
代表的な薬剤 | ヒュミラ (自己免疫系薬剤 主にリウマチに使用される薬剤です) その他各種薬剤が存在します。 |
セクター | ヘルスケア |
配当利回り | 5.27% |
なお2019年にAllergan plc(Allergan)を買収しています。Allerganは美容系や眼科領域に強みを持っている企業です。自社に足りない部分を補填す形でしょう。
地域別売り上げ
アメリカがダントツ1位ですが、それ以降は順に日本、ドイツ、カナダ、フランス、スペインなどとなっています。

SP500・他社との5年間リターンの比較、株価チャート

チャート全体の推移はこんな様子

コロナショックによる株価変動はこんな様子です

業績・財務など
EPS、成長率
大きく成長はしていませんが微増しています。10年で8%の成長率です。

売上げ・粗利率・営業利益率
売り上げは増加傾向です。
粗利率は高く80%ほどです。営業利益率も変動はありますが高い数字だと思います

キャッシュフロー

利益効率性 ROA・ROE

配当・配当性向

財務安全性
【バランスシート 2017~2019年】 ×1000ドル
2019年アビガンの買収による費用で約3億ドル調達し、長期負債と現金が増加しています

自己資本比率:-0.09
流動比率:3.18
当座比率:3.06
自社株買いは毎年のように行っています。2019年には多くの自己株取得により債務超過となっていると思います。間違っていたらすみません。
PER:15.18
数字上のPERではちょうどいいと思いますが、現在までの成長率、インフレ率など加味していくと現在の株価ではやや割高な印象です。
製薬会社ならではの訴訟が多いことや、後発品の存在などリスクもありますが、それはどこでも一緒なのであまり気にしていません。ただ、ちょっとヒュミラという製品に偏りすぎなのかなと思いました(ヒュミラ自体はいい薬ですが)
今後、別の売り上げの軸となるような製品が開発されるとより強固な業績・財務が築けるような気がします。
ABBVに関しては以上となります。
ありがとうございました。
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